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首の痛み・首コリの症状について

首コリとは、世間一般的には首の痛み、硬さを感じる(触ると硬い)、動かしづらい、無理に動かすとピキピキパキパキ音がするなどの症状をすべて総称して、「首が凝った、肩が凝った」などと表現することが多いです。

私たち整骨院、鍼灸院、マッサージ院など医療機関関係者の中における首コリとは、具体的には日々の生活習慣や疲労の蓄積などにより血流の循環不全が起こり、本来柔らかくあるべきであるはずの筋肉が硬くなってしまい、柔軟性(動きやすさ)が低下してしまうことで痛みや疲労感が起こってしまうことの総称をいいます。

症状としては

痛み
可動域制限
触った時の硬結(硬さ)
無理に動かした時の痛み
冷えた感じ

を訴えることが多いです。

首の痛み・首コリに対する当院の考え

首の痛みやコリの原因として考えられることは、筋肉の硬さや運動不足、デスクワークなどによる筋肉の硬結です。

当院では、CPC(頭蓋骨矯正)施術によって血液やリンパの循環を良くするなど、痛みだけでなく血流改善や自律神経の安定など、身体全体に効果が期待できる施術を行っております。

また、痛みに対しての当院のアプローチとして、鍼施術が効果を期待できます。
首の痛みの原因部分に直接鍼を行うことでピンポイントで痛みを軽減することができます。首だけでなく肩や肩甲骨周りなど、痛みに関連する広範囲な筋肉にアプローチできるため、効果を実感しやすいです。

自宅でもストレッチや、お仕事中の姿勢などに意識を向けることが重要になります。

首の痛み・首コリ はなぜ起こるのか?

首の痛みやコリの主な原因は長時間のデスクワーク、スマホの使用過多、不良姿勢、そして運動不足などが挙げられます。

デスクワークやスマホ使用では、首が前傾し、肩が内巻きになるなどの悪い姿勢が長時間続くことで、身体が歪み、筋肉が緊張して血行不良になり、結果的に筋肉が硬くなって痛みやコリの原因となります。

首の痛みやコリは、スマホの普及により小学生や10代の学生の間でも増加しています。
特に成長期の不良姿勢が続くことで将来的に椎間板ヘルニアや慢性的な症状が発生しやすくなるため、正しい姿勢を身につけることが重要です。

首の痛み・首コリ を放っておくとどうなるのか?

首の痛みと一概に言ってもさまざまな症状が考えられます。

例えば、首の痛みが持続し、頭の重さに我慢できなくなると、頸椎にヘルニアができる可能性があります。
頸椎内の神経が癒着し、硬さや痺れなどにつながる病気で、慢性的な首の痛みを引き起こすことがあります。

また、悪い姿勢からくる首の前傾や頭の重さを首だけで支えることで血行不良を引き起こし、慢性的な首の痛みに繋がることもあります。
これにより、睡眠不足、自律神経の乱れ、頭痛などが生じ、血行不良が全身に悪影響を及ぼし、生活習慣病や心臓疾患、脳の病気などにも関連していく可能性があります。

こうした症状が悪化する前に、普段の姿勢に注意を払ったり、運動の習慣を身につけることが非常に重要です。

首の痛み・首コリ に効果的な当院の施術メニューは?

まず痛みの原因となっている筋肉の硬さや骨格の歪み、可動域の悪さにアプローチすることが重要です。

骨格の歪みや悪い姿勢からくる首の痛みに対しては、「骨格矯正」や「頸椎特化型矯正」を行います。
骨盤の歪みや身体のバランスの悪さが首や肩周りに負荷をかけ、これが長期間続くことで猫背姿勢やしびれの原因にもなります。
こうした症状が発生する前に、お体の歪みや硬さをしっかり軽減することを優先して施術を行います。

骨格を整えるだけでなく、周りの硬くなった筋肉を緩めることも重要です。
それには「肩甲骨はがし」がおすすめです。
この施術では、指ではほぐしきれない筋肉を動かしながら緩めることができます。
これを骨格矯正と組み合わせて行うことで、より一層の効果が期待できます。

その施術を受けるとどう楽になるのか?

首の痛みやコリは主に長年の不良姿勢や筋肉の硬さによるものが多いです。
この痛みの原因である不良姿勢に対しては、当院では「骨格矯正」を行います。不良姿勢が引き起こす骨格の歪みを矯正することで、痛みの根本的な部分にアプローチします。

長期間の不良姿勢やデスクワーク、重いものを運ぶ仕事などでは、常に前傾姿勢が続き、首が前に倒れ、肩が内巻きになることがあります。この姿勢が周りの筋肉に負担をかけ、血流を悪くし、硬さの原因となります。
硬くなった筋肉に神経が圧迫され、その結果として痛みやコリが発生します。

「骨格矯正」で姿勢を正し、「肩甲骨はがし」で周りの筋肉を緩めて可動域を広げることで、体への負荷が減ります。

これらの施術を継続的に行うことで、症状を軽減できるでしょう。

首の痛み・首コリ を軽減するために必要な施術頻度は?

施術の頻度は患者様の症状によって異なりますが、可動域制限がある方や痛みが強い方は、原因となる筋肉の硬さや骨格の歪み、長期間の不良姿勢などを元の状態に戻すためには、通院期間を6ヶ月から12ヶ月程度と考えています。

特に痛みが強い際には、毎日の通院をおすすめしています。
少しずつ痛みが落ちていきますので、その後は週に2〜3回、最低でも1回は通っていただき、身体に少しずつ正しい姿勢を覚えさせることが重要です。

定期的に通院を続けることで身体に正しい姿勢を徐々に覚えさせ、正しい姿勢を維持することが可能になります。正しい姿勢を習慣づけることで筋肉への負担が軽減され、痛みやコリを徐々に軽減できます。

お身体の変化に合わせて適切なスケジュールで通院していただくことで、より良い結果が期待できます。お気軽にご相談ください。