肘の痛み
スポーツをしていて肘が痛い
物を持ち上げる時に肘が痛い
雑巾を絞る動きで肘が痛い
ものを掴む時に肘が痛い
子供の手を引っ張ったら腕を動かさなくなった
上記の1~4は肘周りの筋肉の使いすぎによるものが多く一般的に「野球肘」や「テニス肘」と呼ばれるものでありスポーツだけでなく日常生活の中での使いすぎによることもあります。
5は別名肘引っ張り症候群と呼ばれる「肘内障」呼ばれるものになってきます。
上記の状態はいずれも肘に関連するものになります。
肘の痛みに関する当院の考え
肘の痛みはスポーツやでの使いすぎによる筋肉の炎症であることが多く、肘の内側が痛む、10代で投球動作をすることが多いという方は野球肘といわれる上腕骨内側上果炎である可能性があります。骨や軟骨が成長しきっていない時期に過度に投球動作を繰り返してしまうと炎症が起きてしまい痛みが出てきます。
反対に肘の外側が痛む、ラケットを使うスポーツをしている方はテニス肘といわれる上腕骨外側上課炎である可能性があります。筋肉や腱の変性や骨膜の炎症が起きている状態なので、ペットボトルのキャップを開ける、ゴルフクラブを握るなどの動作で痛みが出ます。
また小さいお子さんの腕を引っ張った時に泣き出す、腕を動かそうとしない場合には肘内障という肘関節の亜脱臼である可能性が高いです。
その他、骨折や関節リウマチなども肘が痛むことがあるので一度ご来院ください。
肘の痛みを放っておくとどうなるのか
肘の痛みが出た際、「大した事はないから大丈夫」「しばらくすれば良くなるだろう」と思っていませんか?
そのまま放置しておくと日常生活に支障が出て、後々後悔することになるかもしれません。
慢性化してしまい施術を始める頃には治りにくくなっていたり、指先まで痺れを来すこともあります。
手の筋肉が萎縮・変形してしまったり、酷くなると手術なんてことにもなりかねません。最悪の場合、手術しても治らなくなることもあります。
そうなる前に、早期の対処と適切なケアが必要です。痛みが出たら一度受診して診てもらうことをおすすめします。
肘の痛みの解消方法
肘を痛めてすぐであればRICE(ライス)処置が有効になります。
RICE処置とは、Rest(安静)・Icing(冷却)・Compression(圧迫)・Elevation(挙上)の頭文字をとった物で、この順番で処置をすると効果的です。
Rest(安静)痛みが出ている時は炎症が強い状態になっているので、まずは痛みの出ない状態で固定と安静にすることを優先します。無理に動かそうとすると却って炎症が広がってしまう恐れがあるからです。
Icing(冷却)痛みの強い部分に氷を袋に入れタオルの上から冷やします。保冷材でも大丈夫ですが、冷えすぎてしまう恐れがあるので注意が必要です。冷やすことで血管が縮み血流が低下するため、痛みを鈍くするとともに、腫れや内出血を抑えることが出来ます。目安としては20~30分かけて体の奥の方まで冷やします。
Compression(圧迫)患部を圧迫する事で腫れと内出血を防ぐことが出来ます。腫れが強くなってしまうと回復するまでに時間が掛かってしまうので防止の為に行います。ただ、あまり強く圧迫してしまうと血管を圧迫してしまい変色したり、神経を圧迫してしまい痺れが出る場合があるので注意が必要です。
Elevation(挙上)ケガをした部分を心臓よりも高い位置にすることで余分に血液が流れるのを防ぎます。これにより内出血や腫れを抑え、痛みを和らげる効果があります。腕を挙げ続けるのは大変なので、テーブルの上に腕を載せるなどすると負担が少ないです。
また、痛みが出てある程度時間が経っているのであればテニス肘などで使われるバンドを巻くことで、筋肉の負担が抑えられられるので効果的です。
肘痛軽減のためにオススメする当院の施術メニューとは
1電気療法
微量の電気が流れて筋肉を動かし、刺激していきます。筋肉を動かすことで血液やリンパの流れを促進することで患部の修復を早めたり、硬くなった筋肉を緩めることが出来ます。そのため炎症や痛みを抑まります。電気の刺激を上手く使うことで痺れの軽減を促すことが出来ます。
2鍼療法
硬くなった筋肉に鍼を打ち、人間の治ろうとする力を最大限に引き出すことで改善されます。そして筋肉の緊張が緩和して血行が促進されるので炎症や疼痛など鎮める作用があります。また痛みや疲労の原因となる物質を老廃物として排出させる働きもあります。
その施術をうけるとどう楽になるのか
当院の手技施術では肘や腕、手首など患部周囲の筋肉を弛めることによりガチガチに固まった筋肉の緊張を解く働きかけを行います。施術を受けることでこれまで辛かった肘の痛みから解放され、患者様のお悩みに合ったサポートを致します。
肘の痛みから解放されると…
・日常生活で肘の痛みが気にならなくなる
・肘の痛みが落ち着き安眠できる
・仕事や家事の効率アップ
・今まで痛くて出来なかったテニスやゴルフなどのスポーツを楽しめる
軽減するための施術頻度は
肘の痛みが無くなったからといって完全に治っている訳ではありません。一時的に痛みが和らいだだけで根本的に解消されていないことがほとんどです。
パソコン、スマートフォンなどの普及で日常生活のなかで肘は無意識に使われています。ですから最初の1~2週間はおおよそ2日、3日の間隔で施術を継続していくこと大事です。また炎症がひいても定期的にメンテナンスをして再発を防止することも重要になってきます。
当院では自宅で出来るセルフケアやストレッチなども指導致します。