冷え性
暖かい部屋にいても手足が冷たい
布団の中でも手足や腰が冷たくて眠れない
お風呂に入ってもすぐに手足が冷えてしまう
便秘や下痢になりやすい
夏でも指先が冷たい
上記の症状が出ている方は多くいると思いますが、特に女性に多いと言われています。
単に冷え性といっても原因は様々で、ホルモンのアンバランスや血液循環の悪化、筋肉量が少ないなどがあります。
また、自律神経の乱れも原因として挙げられ、生活習慣を見直し改善することで良くなることがあるので、できることから対策することをおすすめします。
冷え性に対する当院の考え
冷え性とは手足の先が冷えるタイプや、内蔵から冷えるタイプ、または全身が冷えるタイプなど、いくつかの種類に分けられます。それぞれのタイプで原因や症状も変わってきます。その中でも1番多く見られるタイプは四肢末端型といわれる指の先や足の先だけが冷えてしまう症状です。末端冷え性とも言われ、20代〜30代の女性に多く見られ、冷えと同時に肩こりや頭痛を引き起こす場合もあります。原因もさまざまで運動不足や冷たいものを食べたり飲んだりすることや、ストレスなどの精神的ものもあるため改善方法としてまずは自分がどのタイプの冷え性かを確認しておくことがとても大事になります。
冷え性を放っておくとどうなるの?
冷え性にはさまざまな種類がありますが、原因や予防法、対策を知らずに放置してしまうと、冷え性以外にも大きな病気になってしまう可能性も出てきます。例えば自律神経の乱れにより体温調節がうまくいかず、低血圧や血液循環に影響が出てしまうことで冷え性につながる場合もあります。また最近ではストレスから起こる冷え性も増えてきています。在宅ワークなどで家から一歩も出ないことや座りっぱなしの姿勢が続くことで筋肉が硬くなり、運動不足にもなってしまい悪循環に陥ってしまいます。また指先や足先が冷えることで夜寝付けず、睡眠不足の原因にもつながってしまいます。
冷え性の改善方法
冷え性になることで普段の生活の中で困っている方や、どう対策したらいいのかわからない方が多くいます。冷え性は指先や足先、腹部に冷えが生じ、首肩のこりや腹痛、睡眠不足、免疫低下などのさまざまな症状が出てしまいます。
また冷え性のタイプによって改善方法も異なりますが、生活習慣の改善や自律神経のバランスを整えることがとても重要です。バランスの良い食事や、適度な運動をして筋力をつけること、ストレスを溜めないこと、入浴はシャワーだけでなく湯船に浸かり体の芯から温めること、指先や足先の末端は血液の巡りが悪くなりやすいので、マッサージをして血液循環をよくることが大事になります。
冷え性の軽減に効果的な当院の施術メニューは?
冷え性の原因は様々ですが、当院では特に筋肉の硬さ、血液循環の悪さに対して施術していきます。当院で効果的な施術メニューは、筋膜ストレッチと足の極みです。名前だけではあまりピンと来ないと思いますので、1つずつ詳しく説明していきます。
筋膜ストレッチはその名の通り筋肉を覆っている膜に対してもストレッチを行っていきます。筋膜は様々な方向に伸び縮みする特徴があり、私たちの日常行っている動きをスムーズに出来るようにサポートしてくれています。筋膜が癒着してしまうと100%使えていた筋肉が70%ほどしか使えなり、筋肉が硬くなったり、血液循環が悪くなる為、筋肉、筋膜にストレッチを行っていきます。
足の極みはふくらはぎに直接アプローチします。足首のアライメントを整えて、老廃物を流してあげる施術です。
その施術を受けるとどう楽になるのか
筋膜ストレッチを受けていただくと筋膜が緩み、痛みの原因になっている筋膜の緊張や癒着を改善する事ができます。筋肉が正常に動くようになり、下肢の筋肉の硬さが改善され血液循環も上手く行くようになります。
足の極みの施術を受けていただくと、足のアライメントが整います。ふくらはぎは第2の心臓とも呼ばれるくらい、血液循環には欠かさない物です。ふくらはぎが上手く使えるようになると、足先まで行った血液がしっかりと心臓に返り、足に溜まった老廃物を流してくれます。老廃物が流れると酸素を持った血液が足まで流れてくれるので、冷え性の改善にも繋がります。
改善するために必要な施術頻度は?
改善するために必要な施術頻度は、原因が人それぞれ違うので人により変わってはくるのですが、最初のうちは冷えやすい状態が続いているので、毎日でも施術できた方がいいです。
続けることで身体に変化・効果が表れると言われているので、効果が出てきたら徐々に来る頻度を下げて、セルフケアで対処できる状態になることが理想的です。
しかし毎日来ることは難しい方が多いので、ご自身のご都合に合った施術頻度を決めていきましょう。
冷え性関連でよくある質問
-
Q.冷え性の改善方法は?
A.冷え性の改善方法については様々な方法があります。
そもそも冷え性は、体が冷えやすい体質のことをいいます。原因として血行が悪かったり、運動不足、冷たいものを摂取し過ぎたりなど色々あります。
そういった中でまず何よりも体を冷やさない、且つ体を温めることが重要になります。
基本的なことですが、諦めて症状をそのままにしている方が多くいらっしゃるので、改善に向けての第一歩として意識して生活することをおすすめします。
具体的には、冷やさない方法として夏場でもすぐに脱ぎ着できるような薄手の上着を持ったり、冬場は重ね着することです。温める方法としては、湯船にゆっくり浸かったり、ホッカイロを貼ったりすることです。
また、適度な運動やストレッチ、マッサージをして血液循環を良くしたり、自律神経も関係する場合があるのでストレスを溜めないよう生活習慣の改善をすることも大事になってきます。 -
Q.冷え性になりやすい人とは?
A.冷え性になりやすい方の特徴は様々ですが、大きく3つに分けることができます。
1つ目は自律神経が乱れている方です。
不規則な生活による睡眠不足や食生活の乱れ、ストレスなどにより体温調節が上手くいかなくなり自律神経が乱れ、冷え性を引き起こします。
また、外との温度差が激しくなると機能が乱れるため夏でも冷え性になります。
2つ目は筋肉量が少ない方です。
筋肉量が少ないと運動による発熱や血流量が少なくなり、冷え性に繋がりやすくなります。
また、運動不足の方は筋力が落ちるため冷えやすくなります。
3つ目は血流量が少ない方です。
低血圧や貧血などの血液疾患や服装で体をキツく締めすぎると血流が滞るため冷え性になりやすいです。 -
Q.冷え性の原因は?
A.日本人の多くの方がお悩みの冷え性の原因の90%以上は自律神経の乱れです。自律神経が乱れると血管のコントロールがうまくいかず、血行不良が起こり冷え性になります。
自律神経とは「交感神経・副交感神経」の2つがあります。その多くが骨盤・背骨を通っているため、関節が歪むと一緒に自律神経も乱れやすいのが原因としてあります。
さらに、自律神経は内臓の働きをコントロールしているため、乱れは胃腸の低下をもたらし血流が悪くなります。
冷え性は日常生活から改善することが施術によって可能ですので、お悩みの方は是非一度当院にお越しください! -
Q.冷え性に良い食べ物、ダメな食べ物は?
A.よくある質問に冷え性に効果的な食べ物と逆に体を冷やしてしまう食べ物はなんですか?と聞かれる事があります。冷え性を和らげる為に身体の中に取り入れる日々の食事がとても大切になってきます。一般的には寒い時には暖かい物を摂取したくなると思いますが、暖かい物でも身体を冷やしてしまう食べ物もあります。
効果的な食べ物は、ニンジン、カボチャ、ゴボウ、じゃがいも、納豆、キムチなどが挙げられます。
逆に身体を冷やしてしまう食べ物は、キュウリ、キャベツ、ほうれん草、タケノコ、アサリ、パイナップル、メロン、スイカなどが挙げられます。
今挙げた食べ物の中はそれぞれで区別することができます。
効果的な食べ物では、冬が旬、寒冷地、地中で育った食物、暖色系、発酵食品などです。
また、逆効果的な食べ物では、夏が旬、南国、地上で育った食物、寒色系、水分量が多い物など区別することができます。
間違えやすい食べ物として、南国で育つコーヒーや発酵していない緑茶や抹茶は体を冷やす飲み物です。また、砂糖でも精製方法や生産地によって身体への作用が異なります。サトウキビから出来る白砂糖や同じサトウキビからできている黒砂糖は白砂糖に比べると緩やかと言われています。冷え性にお悩みの方は白砂糖から甜菜糖(てんさいとう)に変えることをオススメします。 -
Q.冷え性に効果的なメニューは?
A.冷える場所や、タイプによって施術法は変わりますが、手の先や足の先が冷えるタイプの方は体の硬さや姿勢の悪さなどで血液循環が悪くなっているのが1つの原因になるので、当院では猫背矯正、筋膜ストレッチを行うことで身体の柔軟性と血液循環を良くする事が出来ます。在宅ワークや運動不足になる人が増えているので体を少しでも動かして代謝を良くする事もできるため効果的なメニューになります。また自律神経の乱れによる冷え性に対しては、ストレスフリー、全調整鍼を行い、内臓の冷えを抑える事も出来ます。冷え性は食生活、睡眠不足なども原因になるので、生活習慣を整える事がとても重要になります。 -
Q.冷え性にならないためには?
A.冷え性がなかなか治らない方は生活習慣を見直してみることをおすすめします。1.食生活では栄養バランスの整ったものを食べているのか、冷たいものばかり食べていないか気にしてみましょう。2.体温調節で欠かせないのが自律神経の働きになります。自律神経が乱れると体の不調や冷え性の原因になるのでまずは生活リズムを整える事が重要になります。3.睡眠不足で交感神経と副交感神経のバランスが乱れるので睡眠時間をしっかりとり体の疲れを取りましょう。4.運動、ストレッチをして筋肉をつけることで、基礎代謝が上がりやすく、体を温められるので、足やお尻、背中などの大きな筋肉を使うことで冷え性になりにくい体を作ることもできます。