悩みタイトル

こんなお悩みはありませんか?

背中の痛みイラスト

動かしたときに背中が痛む
→スポーツやお仕事などで体を良く使う人などによく見られ、動きに制限が出てしまうことがあります。

長時間のデスクワーク等で背中が凝ってしまい痛みが出る
→身体を動かしていないのに痛む場合は、筋肉の硬さや姿勢からくる負担の増加が関係していることが多いです。

朝起きた時から背中が痛い
→寝ている間にも身体が固まりやすくなってしまい、寝違えのような症状が出ることがあります。

呼吸や咳をするときに背中が痛む
→呼吸に関係する肋骨や肋間筋などを痛めている可能性があります。

背中の痛みのほかに激しい腹痛や下痢などがある
→内臓疾患がある時に見られる特徴で、胆のう炎や膵炎、胃潰瘍、腎盂炎などにみられることがあります。

背中の痛みで知っておくべきこと

背中の痛みイメージ

背中の痛みは、基本的に筋肉や骨格、神経の問題によることがほとんどです。稀に内臓疾患によって背中に痛みを感じるケースもありますが、その場合には激しい腹痛や下痢、嘔吐など他の症状が併発することが多いです。

筋肉などが原因の場合、人によって場所や痛み方が異なります。背中は他の部位に比べて範囲が広く、関係する筋肉も比較的大きく、長いものが多いため、同じ筋肉を痛めていても場所が異なる場合もあります。また、筋肉が何層にも重なっている部分もあるので、痛みが出る部分の深さが異なる場合もあります。

筋肉だけでなく骨格が関係する場合には、症状の一つにしびれが出る可能性があります。脊髄という中枢神経から背骨の間を通り全身へ広がる神経は、根本の部分で障害を受けると症状が広範囲に広がることがあります。

症状の現れ方は?

筋肉が原因の場合、最初は凝っている感覚や硬い感覚、疲れやすいなどと感じ始めることが多いです。その状態が長く続くと体内で異常となり、痛みという信号が出始めます。初期から強い痛みが出ることは少ないですが、身体が硬い状態が長く続いている方は、ぎっくり腰のように初めから強い痛みを感じることもあります。

原因が骨格や神経にある場合、急に症状が出始めることがあり、しびれが併発することもあります。また、背骨の間からは神経が体の末梢部分に向かって伸びていくため、肋骨の周りに向かって痛みやしびれが広がることもあります。

その他の原因は?

背中の筋肉イメージ

背中の痛みの原因として、筋肉や骨格以外にもいくつかの要因がありますので、いくつかご紹介します。

① 内臓疾患
腎臓や胃、膵臓、胆のうなど背中に近い部分の内臓疾患では背中の痛みが感じられることがあります。これらの症状は背中の痛み以外に腹痛や嘔吐などの他の症状を伴うことが多いです。

② 帯状疱疹
ウィルスが原因で神経を傷つけ、背中や脇に疱疹や神経痛が起こることがあります。

③ ストレス
精神的な疲労やストレスが交感神経を刺激し、体が常に緊張している状態になることがあります。持続的なストレスは痛みにつながりやすく、その痛みがさらにストレスを引き起こす悪循環に陥ることがあります。

背中の痛みを放置するとどうなる?

痛みを放置すると、症状が悪化することが多いです。

痛みが軽い場合でも、症状が軽減する可能性がある一方で、状態が良くなっているわけではないため、再発や慢性化のリスクがあります。背中は体の中心部に位置し、体幹と呼ばれる重要な部位であり、首や肩、腰の動きに密接に関連しています。そのため、肩の動作だけでも背中が痛むことがあります。また、痛みがあると身体が硬直し、体全体が硬くなる傾向にあります。

ぎっくり腰についてはよく知られていますが、ぎっくり背中という急な背中の痛みも起こりうるため、放置せずに原因を解消していくことをお勧めします。

当院の施術方法について

紹介イメージ

当院では背中の痛みに対して様々な施術を行っています。原因や解消したいお悩み、お体の状態によって必要な施術は異なりますが、特に多く受けている施術をご紹介します。

① 骨格矯正
骨格矯正は体の土台部分である骨格や姿勢に対してアプローチを行い、体に負担のかかりにくい状態を作ることで、痛めにくい体を作っていきます。

② 肩甲骨はがし
特に肩甲骨の間や背中の上部に痛みのある方に対して、肩甲骨と背中周りの筋肉をほぐし、硬さを取り除いて動かしやすくし、可動域を広げることで症状を軽減していきます。

③ 鍼
筋肉の硬さや強い痛みがある方には、より体の内側にアプローチできる鍼を使用し、筋肉の硬結や血流不足などを解消し、症状の軽減を図っていきます。

改善していく上でのポイント

背中だけでなく他の部分にも共通して言えることですが、基本的に症状をしっかりと軽減していくためには根本的な原因にも施術を行うことが望ましいです。生活習慣や趣味、お仕事などによって体の使い方や負担のかかり方、痛み方も十人十色ですので、ご自身の身体に適した方法で対処していきましょう。

来院の頻度や期間、施術内容によっても体の変化の進み方は異なりますので、求める効果に合わせて計画的に施術を進めることがさらに良いでしょう。当院では、お悩みは同じでも個々に合わせた施術内容や頻度を調整しながらお手伝いさせていただいておりますので、お気軽にご相談ください。