四十肩・五十肩
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こんな症状ありませんか?
肩を上げる時に痛みがある。最近、肩を上げる時にズキっと痛みが出ることがあります。動かさないと痛みは、出ません。冷やすと症状が強くなって温めると楽になります。
肩が上がらない
肩を上げる時に途中で引っかかる感じがある。お風呂で髪を洗う時や、髪を結ぶ時に肩が上がらない。腕の方まで上がらなくなることもある。
夜間に痛みが出る。
昼間は、痛みが出ないが夜になって寝る前に痛みが出ることがある。横になって肩が下になる時もつらい。
腕まで痛みがある
最初は、肩だけだったのに腕の方まで痛みが出るようになった。
しびれがある。
最初は、痛みだけだったがしびれも出るようになってきた。肩から腕にかけてしびれるような感じがする。 -
四十肩・五十肩に対する当院の考え
四十肩・五十肩に対する当院の考え方として
自然に症状が改善できる方もいる中で
自然治癒しない事がほとんどです。
その中で多いのが「痛みはないが肩が上まで上がらない」という「痛み」より「動く範囲が狭くなる」と日常生活での支障がでる様な形が多いです。
そこを放って置かないでしっかりと整骨院などで施術をすることで痛みもなく本来の肩の動きを取り戻す事が出来るのでしっかりと施術はすべき症状になります。
別名「肩関節周囲炎」という名前がつくのでわかると思いますが肩に炎症が起きています。
急に痛みが出るので不安になる方もいると思いますが焦らずご相談ください。
痛みがある時に無理に動かすのはとても良くないです。 -
四十肩・五十肩を放っておくとどうなるのか
放っておくと急性期、慢性期、回復期と順を辿っていきます。
四十肩・五十肩になった当初の急性期は痛みが増していき、何もしなくても痛みが出てきてしまいます。日常生活に支障が出てて、洗濯物を干す時やシャンプーする時、歯を磨く時など、様々な動きで痛みが出てきます。
慢性期になると少し痛みは軽くなりますが、動かせる可動域は狭いままです。
回復期に入れば痛み、可動域共に良くなってきます。
このように経過と共に改善はされていきますが鑑別が難しいため、放っておいて手術になる方もいるので、素人目で判断しないのが賢明でしょう。 -
四十肩・五十肩の改善方法
四十肩、五十肩は何もしないと徐々に悪化してきてしまい、痛みが増したり可動域が狭くなってしまいます。その後痛みが取れても可動域が狭いままやまた繰り返す事もあります。
痛みがあると思いますが、できる範囲で動かしていくことと早期の施術が必要になります。
施術法としては①運動療法②温熱療法③寒冷療法が基本的になります。
①運動療法
四十肩、五十肩の改善方法としてメインの施術になる「運動療法」になります。
ストレッチや振り子運動は肩関節の緊張をほぐし、痛みの軽減や関節の可動域を広げる事を目的として行います。多少痛みを伴いますが、繰り返し行うことが大切になってきます。
②運動療法
患部の血流を良くし、治癒を促進させ痛みの緩和を目的として行います。
医療機関で行う温熱療法は、ホットパックやマイクロ波、遠赤外線といった機器を使った施術があります。自宅で普通に温めるよりも身体の深部まで温めることができ早期改善が期待できます。自宅でも入浴や温湿布などを使い温める方法があります。
湿布は皮膚が弱い方ですとかぶれる事がある為、長時間同じ場所に貼る事は避け、注意してください。
外出の際には肩を冷やさぬように対策する事も大事です。
③寒冷療法
四十肩、五十肩で痛みが強く、熱感を持っている場合のみ温熱療法ではなく、炎症を抑えるために「寒冷療法」を行います。(基本的にはあまり使われません)
アイスパックなど使用しますが、長時間寒冷療法を行うと凍傷を起こす可能性もあります。
少なからず危険性もある為、おすすめできません。
痛みが強い場合は医療機関に受診することをお勧めいたします。 -
四十肩・五十肩の改善に効果的な当院の施術メニューは?
肩関節周囲炎には電気施術や針施術、肩甲骨はがしをおすすめします。筋肉が固まってしまい痛みで全く腕を動かせない場合に、電気施術または鍼施術を行うことで、固まってしまった身体の奥の筋肉を緩めることができます。またある程度肩を動かせる時期に、痛みがでているからといって肩関節を動かさないでいるとどんどん固まってしまうので、なるべく負担を取り除いた状態で動かすことが必要になってきます。肩甲骨はがしはしっかりと肩甲骨の動きを出すことができ、腕も動かしやすくなるためおすすめです。痛みを感じたらそのままにせず、早めにご来院ください。
その施術を受けるとどう楽になるのか
①鍼施術
四十肩や五十肩の症状は、加齢によって起こったり、使いすぎによって起こる筋肉の炎症なので鍼施術でその炎症をとっていきます。鍼施術をすることによって深部の筋肉まで刺激することができるので指圧では、届かない奥の筋肉まで刺激することができます。鍼をやって、細胞に傷をつけることによって身体にある免疫機能が活性化することによって、血流の流れを改善して治る時間を早める効果もあります。
②肩甲骨はがし
肩の筋肉は、肩甲骨についている筋肉が多いので肩甲骨の動きをだすことによって肩の筋肉の負担がへって、肩の痛みが軽減していきます。肩甲骨の動きがでることによって、肩関節の可動域もあがっていきます。
改善するために必要な施術頻度は?
肩関節周囲炎は、痛みが出てきてから出来るだけ早い段階で施術出来ると改善されやすいです。自然に治ることもありますが、放っておいて痛みが取れないケースが多いため、痛みが取れるまでは毎日施術するのが理想です。痛みが取れてきたら、週に2〜3回のペースで、固まった肩関節の動きを出していします。肩の痛みでお悩みの方は当院までご相談ください。