悩みタイトル

こんなお悩みはありませんか?

外反母趾イメージ

指の変形
→足の親指が人差し指に向かって曲がってしまい、付け根が内側に向かって変形していきます。
関節の痛み
→変形に伴って関節や周囲の組織が傷つき、腫れや痛みが出ます。
しびれ
→神経や血管を圧迫、阻害することで指先のしびれを感じるようになります。
歩行困難
→痛みがひどい場合、足を地面に着けなかったり靴を履くのがつらく、歩行が難しくなる場合があります。
可動域の減少
→変形が起きることで関節の可動域が狭くなり、親指が動かしづらい、または動かせなくなることも多いです。

外反母趾で知っておくべきこと

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外反母趾とは、足の親指が人差し指側に曲がり、親指の付け根の関節が内側に飛び出ている状態を指します。足に合わない靴を履くことで指に負担がかかり、徐々に変形していくことで発症することが多いです。特にハイヒールや足先の細い靴をよく履く女性に起きやすいと言われています。

変形が進行すると、靴を履いた際に関節部分が圧迫され、痛みが出やすくなります。症状がひどい方では、歩行が困難になり靴を履けない状態や、靴を履かなくても痛みが出るようになり、手術が必要になるケースもあります。

また、もともと偏平足の方や親指が長い方など、生まれつきの足の形によってもなりやすい傾向があります。

症状の現れ方は?

外反母趾は、初期段階ではひどい痛みが出ることは少なく、変形が進行した後に痛みが出ることが多いです。症状によっては変形や腫れがないのに痛みが出る場合もあるため、変形していないからといって症状がないわけではありません。

痛み以外にも、皮膚が硬くなったり、親指の可動域が狭くなり動かしにくくなる、しびれるなど、様々な症状が表れます。また、親指に影響されて足の人差し指の付け根に痛みが出ることがあり、この部分に硬いタコができることもあります。

さらに、症状が進行すると親指が人差し指に被さるように変形するため、先の細い靴が履けなくなったり、痛みで靴を履くのが難しくなったりすることもあります。

その他の原因は?

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外反母趾の特徴の一つとして、男性よりも圧倒的に女性の方がなりやすいことが挙げられます。

原因としては、これまでに説明したように、先の細い靴を履くことでつま先が圧迫されることや、元々の足の形、日常生活、仕事などによる足先への負担が考えられますが、外反母趾には遺伝的な傾向も強いとされています。イギリスやアメリカなどの海外の研究では、外反母趾患者の60~80%以上の確率で家族や親族の中に外反母趾の患者がいたという報告もあります。

また、関節リウマチや痛風の既往歴がある方は外反母趾になるリスクが高いと言われています。

外反母趾を放置するとどうなる?

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基本的には、放置すると症状が悪化し、進行することがほとんどです。足の変形も、特に施術や対処をしないまま今と同じ生活を続けると、状態が進行し、症状がひどくなっていきます。

外反母趾が悪化すると、親指が人差し指だけでなく中指の下にまで曲がってしまう可能性もあります。変形が強い場合、手術以外の施術では軽減が難しく、症状の軽減に多くの時間が必要になることがあります。

また、症状が進行すると関節が亜脱臼(外れかけ)の状態になり、より強い痛みが出ることが考えられます。その結果、靴を履く際に感じていた痛みが靴を履かなくても出るようになり、日常生活に大きな支障をきたす可能性が高まります。

当院の施術方法について

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当院では、外反母趾の方に対する施術として、主に足のアーチの問題の軽減や足のバランスを整えることでアプローチを行っています。

まず、足のアーチについてですが、通常、筋力が低下すると土踏まずや指の付け根にあるアーチが低くなり、いわゆる偏平足のような状態になります。この状態では筋肉の弛緩や足の横幅が変化することで、外反母趾になりやすい状況が生じてしまいます。そのため、筋肉を正しく使えるようにすることでアーチを整え、外反母趾の軽減が期待できます。

次に、足のバランスについてですが、足首は小さな骨がブロックのように積み重なり、その上に2本の大きな骨が載っています。体の土台である足首や足のバランスが崩れると、立ち方や姿勢が乱れ、不自然な力のかかり方になってしまいます。

このように、筋肉やバランスを整えることで、外反母趾の対策や防止に取り組んでいます。

改善していく上でのポイント

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外反母趾は足の指に生じるため、日常生活の中でも様々な負担がかかり、悪化する要因となってしまいます。

状態が悪化すると手術が必要になる場合もありますので、少しでも気になる症状や痛みがある場合は、整形外科や整骨院で診てもらうのが良いでしょう。早期に施術を開始できれば保存療法や自宅でのケアによって軽減が期待できる場合もありますので、日頃の痛みや変化を見逃さないようにしましょう。

整骨院で行う施術の多くは手術を必要としない方法ですので、自宅でのケアが難しい方や、時間が取れない方、また他にも気になる部分がある方は、施術をプロに任せるのも一つの手段です。また、外反母趾の軽減にはある程度の時間や回数が必要になるため、整骨院や整形外科でしっかりと相談し、継続的に施術を受けることをおすすめします。